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IF時空まとめ

椎葉と麻木にまつわるあれそれ


 

・バンドマンパロ/上神、椎葉、麻木の四人で高校生時代に軽音でバンドを組んでいたりした(南房総galaxy)時空。現在はよその子三人とバンドを組み細々活動している(南房総GUILTY)。南ギャラのバンドリーダーは鏡見だったんですけど普通にやってたら三日で破滅しそうなんで多分実権握ってたのは麻木  椎葉(21)   ベースボーカル。レフティの存在を知らなかったのでずっと普通のベースを使っている。知らんけど歌は上手そう。彼女に作ってもらいたい料理はささみフライ。  高校卒業後は営業系の仕事をしていたので免許を持っているがペーパー。やっぱりハンドル握ると盛り上がっちゃう戦闘狂。ちなみに会社はめちゃくちゃブラックだったので辞めた。辞めろって言ったの麻木だしヒモしててもいいよね   とんでもないヤリチンでしょっちゅう朝帰りするけど高校の時から麻木と付き合っている。所有欲が強いくせ「好き」の一言がいつまで経っても出てこない。寝る女の子は無意識ながら全員黒髪。 麻木(21)  ギター兼コーラス。性格上音程とるのがクソうまいけど歌声は感情が無な自覚があるので人前では歌いたくない。  演奏で食べていきたい夢追い人でラーメン屋の社畜バイト。まるげんなんかな…  高校のとき女の子に告白され(絶滅危惧種)受けようかなとか冗談で言ってみたら椎葉にレイプされてしまった…でもそのおかげで「責任はとる」って言ってもらえて付き合えたのでハッピー  あるときから椎葉の機嫌を損ねないことばかり気にしてしまい、それがめちゃくちゃ逆効果だと気付いていないので悪循環に陥っている。多分年に三回くらいは暴力を振るわれている。メンタルがアホみたいに弱いのと鍛える理由がないのとで食事を疎かにしがち、細い。

 

・義兄弟/麻木がなんやかんやで椎葉家に引き取られた時空。実家が燃えてない。父親がほとんどいないので実質二人暮らし。  椎葉(16)   義弟。高校一年生。ひっそりとガチガチのブラコン。よく義兄で抜く   高校入るまで思春期だったので義兄にきつくあたってたしセフレみたいな扱いしてたけど現在はセコム。家族以上に見てもらえるまで手は出さないって決めたもん   夕食を作る担当。朝起きられないからね…外では義兄を兄貴と呼んでいる。  麻木(16)   義兄。高校二年生。義弟が可愛いので義弟の人生を優先しがち。   色々と爛れてるのは受験のストレスだろうかな?う~ん…と思いながら性欲のはけ口くらいにはなれたらなぁと思って抱かせてやっていた。千佳さんと相変わらずだったので今度の家族ではなにも間違えたくないと思っている。けどわりと既に絆されぎみ   朝食と弁当を作ってくれるおにいちゃん。

 

・王族/千秋が国王してる時空。そこそこの大きさで中心部はそこそこ栄えているがやっぱり地方はそこそこ治安が悪い。  椎葉(26)   いわゆる没落貴族。そこそこだったけどまた実家が燃えて現当主。   幼いころ両親の知り合いだった名前も覚えていない美人なお姉さんが弾いてくれたピアノの曲をずっと覚えている。けどマイナーな作曲家の作品だったので耳にする機会がなく最近まで創作だと思っていた。   女の子とお茶するのが趣味。黒髪の麻木が深窓の令嬢に見えてナンパしてたらめちゃくちゃ口が悪いし外界に慣れたら髪も染め出したのでわりと切ない。気楽な付き合いができる知り合い。  麻木(26)   国王の甥。千秋のこと叔父上って呼ぶし公的な場では一人称が私。   非常に世間知らずだったが椎葉にあちこち連れ回されるようになってから城の外に出る機会が増えて最近は楽しそう。カジノとかも連れていかれてポーカーでボロ勝ちしたりする。   千佳さんに英才教育を受けさせられまくったがことごとく凡才で、努力しまくったけど中の上。特にピアノは「弾けるようになるまで出てくるな」と部屋に閉じ込められたりしたので今でも弾こうとすると異常に緊張する。絶対音感はある。 他にもナツキが城下で花屋を開いていたり、そのナツキとほとんど事実婚状態の騎士団団長のルイがいたりする。鏡見は行商人。

 

・双子/椎葉が赤間カオル。従兄弟に一目惚れする赤間ヤバいな  椎葉(16)   高校一年生。黒髪。   やっぱり家族に興味がないのでネグレクトされても大して堪えなかった。毎回律儀にヘコむ麻木を見て健気だな~と思ってた。本人は女たらしの才があるのでそこまでつらく当たられたりはしなかった。   基本は「鳴海」だけどメシとか集るときは媚びるので「兄さん」、ごくまれに「兄貴」とも呼ぶ。  麻木(16)   ピンク目。ていうか誕生日いつだ?   主に怒鳴られたり物投げられたりする担当。でも謝られるのは椎葉だった。それを見て安心していた弟思いの兄。   千佳さんが自殺したときは食べないどころが会話もせず植物状態だったけど大好きな弟がいるのでわりとハッピー

 

他いろいろ ・画家/麻木が画家で椎葉はパチプロ。くそでかい油絵とか描いたりしてそう。わりとメンタルが弱いので描いた絵が気に食わないとキャンパスを蹴り飛ばしたりパレットナイフで刺したりする。世間知らずの引きこもりなので、たまに椎葉に外に連れ出されると映画館やらおしゃれなカフェやらに困惑する。この椎葉は麻木が寝るまでアトリエの隅の机でコーヒー片手に新聞読みながら付き合ってくれる。椎葉がゲーセンでとってくれたすみ……ぐらしのねこのぬいぐるみを微妙に喜べないけど大事にとっておいている時空。 ・小説家/麻木が小説家で椎葉がパチプロ…。しょっちゅうスッて帰ってくるけど勝った日は明日はすきやきだ!とか言い出す。麻木は相変わらず完璧主義なので締め切り厳守の有能な作家。けど寝ない。この椎葉は寝かしつけてくれる、けどやっぱりめちゃくちゃに寝つきがいいので先に寝てる。パチンコで勝ってテンション上がって景品のクソデカいぬいぐるみと交換してしまい帰ってから後悔しつつも麻木が大事に保管しといてくれてる時空。  ・結婚時空/椎葉が女性と結婚した時空。高校卒業まで付き合っていたが互いの将来のため別れた。上に長男、下に長女がいる。麻木も結婚してるパターンもありその場合一人娘がいるが、相変わらず大事にできたという結果が出た記憶がないので大事な人の人生に関わるのが怖くなり自殺する。  ・陰陽師/鬼の椎葉と陰陽師の麻木。鬼の椎葉は山奥に住む不老の呪いをかけられた西洋の退魔師の女性と暮らしていたが、色々あって麻木がその呪いを解いた結果女性は亡くなった。陰陽師自体人間を守るということへの誇りが強すぎる集団であり、由緒正しい陰陽師の家系である赤間家の人間として厳しく育てられていたため、ふたりも人間を殺してしまった麻木はわりとズタボロになったけど椎葉との二人旅が始まってからはハッピー!ただし鬼の椎葉は血を吸ったり抱いたりするたび麻木の寿命を食っていたことが分かって消えるし麻木は才能不足を補うため寿命を抉って火力に練成する戦い方をするようになりわりと地獄 最終的には山奥で余命数年同士引きこもって静かに死ぬ ・魔術師/魔術を発動させるために必要不可欠な回路を唯一持つ魔術師である麻木と、魔力を唯一生み出し蓄えることのできる魔石である椎葉。魔石は契約した魔術師にしか魔力を供給できないし契約には魔石側の同意が不可欠。魔術師が魔石の体液を飲むことで契約が成立する。普通は血。契約を切る際魔術師には宣言と魔石の同意が必要だが、魔石は気持ちひとつなので切っちゃおで気軽に切れる。相変わらず麻木は才能がない。せっかく努力で上り詰めたのに回路ブッ壊されて爆発的に燃費が悪いし難しい言霊を使うはめになっている。ほんとは黒いロングコート着てる椎葉はこの時空で一瞬出てくるやつでした。本編あったらこいつらそこそこ悪者

 

以下読まなくていい恥ずかしい覚え書き 異能世界に死後はないので転生をしない。派生は全て本編と同時に存在している別の世界線であり、親となる本編と魂を共有している。親は全ての時空を感知せず干渉せず、左右されない。派生側が一方的に意識や感情に触れている。 本編の椎葉と麻木は互いに好意とそれを抱くだけの理由、記憶があるが、派生はそれらを無視して感情のみを部分的に受け取ってしまうため、必要以上に好きになったりしがち。特に麻木は椎葉を見るたけで「救ってくれる存在である」と認識しやすい、かもしれないし、それゆえに全ての決定を椎葉に委ねたりもする、かもしれない。椎葉は椎葉で麻木のことを「自分にしか守ってやれない存在」と思いやすいかもしれないし、お互い本編と違い一度認めただけで急速にそう認識してしまうせいで適切な距離を割り出すことに失敗しやすい。 王族では椎葉が瀬東の弾いたピアノが強く耳に残っていたり、義兄弟や双子では本編の麻木が椎葉の役に立ちたいと奥底で思っているほとんど諦めた意識を受け取ってそればかりが先行したり、バンドマンでは椎葉が麻木を好いている感情だけを受け取ってそれの最適な表現を自分で考えなかったので全てを掛け違えたり。 記憶に縛られる転生ネタ大好きですが感情に首根っこ掴まれているのもたいへん好きです。


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